遷延性意識障害

遷延性意識障害は、頭部外傷等で昏睡状態となり、開眼できるに至ったが、意思疎通が完全に喪失している身体症状をいいます。この遷延性意識障害の約半数が交通事故によるものとされています。
遷延性意識障害の認定は、CT・MRI画像、脳外傷による精神症状、後遺障害診断書、頭部外傷後の意識障害の所見などの資料によって判断されます。

遷延性意識障害の症状

    遷延性意識障害の症状は、下記が挙げられます。
  • ・自力移動ができない
  • ・自力摂食ができない
  • ・意思疎通が原則とれない
  • ・意味のある発語ができない
  • ・目は動かせるが物の認識ができない
  • ・失便・失禁がある

遷延性意識障害の等級

遷延性意識障害が認められた場合、一般的に介護を要する後遺障害1級が認定されます。自賠責保険からは4000万円を上限として支払われます。

遷延性意識障害の損害賠償請求

将来介護費用は損害賠償の対象となります。また、車椅子やベッドなどの介護用品代、自宅改修費用なども必要に応じて損害賠償の対象となります。
脳損傷・脊髄損傷による遷延性意識障害といった重度の後遺障害が生じた場合は、将来にわたり介護が必要となり、費用面はもちろん、ご家族の負担は大きくなります。
このような考え方から、遷延性意識障害の被害を受けた方には将来介護費用を損害賠償として認めています。

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